mixi meetup 2010 メインセッションのリアルタイムメモ

個人的にはとても面白かった mixi meetup 2010。Evernote に書き留めていたメモから何となく現場の雰囲気が分かるかしらと思ってアップしてみるよ。

※この中の記述はそのときの個人的な感想です

mixi の月間 UU

8 月は 1447 万人

mixi Connect がリニューアル

これからは SGO の時代

Social Graph Optimization のこと。ただし SEO などがなくなるわけじゃない

mixi check ボタン開始

本日リリース。読んだよボタンみたいなもの。アクティビティが mixi に配信される。以下対応済み

自分のソーシャルグラフmixi じゃなくて Twitter にあるので、どれだけ mixi がソーシャルになっても使うかな?マイミクの関係は 5 年くらい前の古いままだし…friendfeed みたいなイメージ?

EC サイトで購入した情報がそのままフィードで流れる

提携先からのプレゼン(1)楽天

楽天かー!

以下のサービスが mixi チェック今日から対応

楽天共通プラットフォームをかませる。スライドに「解析ツール」と記載。「リアルタイムにきっちりと」。

解析ツールはサイトカタリストだろうなぁ

いずれは確認画面をかまさずにそのまま mixi にフィードを流すイメージ

なるほどねー 自動で mixi で共有できるならいいかもなぁ。
アフィリエイトとの連携ってないのかなぁ?

mixi チェックの携帯対応

携帯だと mixi チェック機能は外部サイト(mixi)へページ毎遷移する必要がある。公式サイトは外部リンクは本来禁止。しかし、docomo / au / softbank が特別に外部リンク使用許可してできるようになる。

へえ!

提携先からのプレゼン(2)DeNA

開場「どよどよwww」

以下のサービスで mixi チェックに対応

ナ、ナンダッテー

「3000 万人、4000 万人と増えて行く中でユーザーが重複していくだろう」
「利用状況とかユーザーは全く違ってる」
「目指している方向性がまったく違っている」
ソーシャルグラフはもう mixi さんに任せていいんじゃないかなって」

開場「www」

共同で新たなソーシャル事業展開も!

提携先からのプレゼン(3)ヤフー

サービス・事業領域の拡大

mixi チェックの連携、ヤフオク・知恵袋が 9 月 15 日から

結局 GREE 包囲網なのか?
ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
はてなとヤフーと楽天DeNA かーーーー

API の説明:mixi 技術担当からのプレゼン

キャーヨウイチロウサーン
  • People API : 既存
  • Groups API : 公開範囲の指定のグループ=リスト
  • Voice API : このグループのボイスだけくれとか
  • Updates API : このグループのアップデートだけくれとか
  • People Lookup API : メールアドレスからユーザー ID を返す(マイミクであれば)

mixi check button, Simple Post はだれでも OK。
あとは現状は法人だけだが、年内に個人に開放してくれるそう。

  • 2010 3Q : mixi Check, Photo, Message, Like Button (12 月)
  • 2010 4Q : 残りはぜんぶここで
typo が気になる。「くじレットカード」…

海外展開:韓国 cyworld / 中国 renren.com と提携

開場「どよどよwww」

イメージビデオが 2 本ながれる

  • renren.com 1 億 5,000 万人
  • cyworld 2,500 万人 UU 2,300 万人

その後 cyworld CEO が登場、プレゼン

CEO キタ――(゚∀゚)――!!
わ〜 たのしー

mixi グローバル責任者のプレゼン

  • プラットフォーム共通化して国内パートナーの海外進出を支援
  • 2 億人のプラットフォームへ
  • API, ライブラリも共通化

「北米・南米・ヨーロッパの No.1 の SNS と提携に向け話し合いを始めている」

facebook って OpenID とか独自だよね?その提携はあるのかなー
  • 電話帳との連携
  • テレビ録画と連携 / Panasonic 検討中
mixi のリアルのつながりの一環で学校と提携していったら、面白いなー
大学との連携とかね

データで見る Twitter (2010 年 5 月版)

そういえば 5 月 15 日にあった「#twitter515」というイベントで「データで見る Twitter」という発表をおこないました。

※大きいスライドで見たい場合は SlideShare でご覧ください: データで見る Twitter (2010/05/15 発表) #twitter515

けっこういろいろ Twitter の統計情報は公開 / 推測値が出てますが、日本のカルチャーっぽい生々しいデータってあんまりない気がしたので、そういう視点でまとめてみました。

TL でも比較的好評だったぽいので、定期的に公開できればなぁと思っていますー

MJ-spirit の「THIS IS IT」再現イベントの感想を感情のままに書くよ

22 日に渋谷 AX で MJ-spirit の公演「THIS IS IT」がありました。それが本当にあまりにも素晴らしかった。すごすぎて、イベントから 2 日経ってやっと自分の中でも落ち着いたので、記録のために残しておこうかと思い、久々にブログ書いちゃうよ。ちょっとキモいけどごめんね。

MJ-spirit ご存じない方のために簡単に説明すると、要するにマイケルをフューチャリングしたダンスパフォーマー集団です。とはいえモノマネとかそっくりさん、ましてやお笑い芸人ではなく、本当に本気でマイケル・ジャクソンを敬愛し、マイケルの魂を残そうとしている日本人たちです。

私がはじめて MJ-spirit を見たのは 4 年くらい前。吉祥寺であったマイケルのオールナイトイベント「ネバーランド」ってやつが最初でした。もともとマイケル好きだった id:theodoorjp に連れられて「なんか面白そう」という軽い気持ちでの参加だった。もちろん基礎教養としてマイケルは知っていたし、中学生の頃の体育祭といえば「Thriller」のダンス、っていうのがお約束。「We are the world」は感動してビデオを死ぬほど見たな。でも「整形した人」「白人になりたくて漂白した人」「奇人」みたいなイメージも一方であって、「あまりにも成功しちゃって頭がおかしくなって、もう引退しちゃった人」と思ってた。そんな中で現れたリー君(マイケル役)にはビックリした。表情や動きやらが「うわぁ、マイケルだ!」というのが当時でも分かった。そしてお客さんからは「マイケルー!」という掛け声。マイケルの真似をしている人じゃなくて、マイケルの代わり、マイケルそのものとしてリー君を見ているわけです。そのメタ的な状況そのものが面白かったのと、もちろんパフォーマンスが素晴らしかったので一気にファンになりました。そして麻布十番祭にリー君が出ると聞けばそのためだけに赴いたりほかもろもろ、何かというと MJ-spirit を見に行くようになりました。あと自分の結婚式に MJ-spirit を呼びたいと画策したこともあります。正直、マイケル本人をこの目で見たことがない私にとっては MJ-spirit のパフォーマンスが唯一の生マイケル体験で、DVD やらニコニコで見るマイケルと同じくらい重要なものなわけです。


そんなわけで MJ-spirit をきっかけにマイケル教に入信した私ですから、今回のイベントは超楽しみにしていました。イベントの 2 日前、何かのニュースで今回の公演が発売 20 分で完売したっていう噂を聞いてビックリしたけど、あぁ、きっと皆どこかで MJ-spirit を見て感動したんだ、伝わっていってよかったなと思ったり。でもきっとスタッフの方たちはすごいプレッシャーだったに違いない。なにせあのマイケル・ジャクソン。愛しすぎてる人が大勢いるわけです。ブカレスト公演の DVD はおろか、BAD ツアーだって HISTORY ツアーだって 30th anniversay だってどっかしらで手にいれて繰り返し繰り返し見ているに違いありません(ソースは自分)。そんな人たち 1,000 人を集めてマイケルのパフォーマンスをするだなんて。どんな細かいところにまで見るんだって話ですよ。

イベント自体はマイケルが存命して、ロンドンの 50 公演を無事に終わらせてワールド・ツアーを開始。日本にやってきたっていう設定でした。感動したところを挙げればきりがない。でもいくつか。登場シーンよかった。まさかあの衣装で現れるとは。懐かしの曲もやってくれて嬉しかった。Rock with you、まさかやるとは思わなくて不覚にも泣いてしまった。Smooth Criminal でのゼロ・グラビティ、これもほんとにやるとは思わなくて感動しすぎてあんまり覚えてない。You are not alone でお客さん上げるシーンとかは不覚にもわろた。どこまで再現する気なの…!しかもお客さんもちゃんと分かってて SP に連れ去られるのときの嫌がる演技が最高でした。Thriller で蜘蛛から出てくるのもそこまでやるか!ってびっくり。幽霊が会場を跳び回るのもちゃんと再現されてた。Beat it で 2 箇所でカメラを襲うシーンとか、細かすぎる!Billie Jean の衣装、あれも TII で予定していたやつだったなぁ。電飾るとは…。


不思議な気分だった。もうマイケルが死んじゃってることは皆もうわかってる、でもパフォーマーも客席も、ここにはいない人を媒介にして、いいものを作ろうとしている。かけがえのない時間を共有できた。今まで見たどんなライブよりも感動して、夢のような 2 時間で、すごく楽しくて仕方がなかった。


とにかく 3,800 円どころじゃない価値でした。愛だよ、愛。ああ、また見たいなぁ…。ていうか dommune でもなんでもいい、ずっとマイケルをかけてくれるクラブイベントがあれば飛んでいくのに。


MJ-spirit の皆様、関わった方たち、本当に素晴らしい時間をありがとうございました!マイケルは永遠だ!ぜひ再演してーーー!

渋谷の街をジャック!ARG「CRIMSONFOX 渋谷の街に隠された暗号を追え!」に参加してきた

photo by CRIMSONFOX

ユビキタスエンターテインメントさんが主催する面白そうなイベントに参加してきましたよ!

ARG ってなに?

ARG というのは拡張現実ゲームのこと。現実世界とバーチャルを組み合わせて、なんか面白いゲームでもしようぜ、っていうやつですね。

CRIMSONFOX ってどういうイベント?

CRIMSONFOX

このゲームはiPhone3GS電子コンパスGPS、カメラ機能を駆使した専用アプリを使用し、渋谷の街に隠された暗号(ARマーカー)を探し出すゲームです。
〜略〜
専用アプリを起動すると、カメラが起動し、街に隠された暗号(ARマーカー)の位置がヒントとともにオーバーレイ表示されます。

実際に移動して隠されたARマーカーを探し出し、アプリを「スキャン」モードにしてARマーカーにかざすと、マーカーを認識し、スコアが入ります。

ARマーカーは渋谷の街のいくつかの場所に隠されています。
固定された場所だけでなく、移動するマーカーも有ります

難しいマーカーであればあるほど高得点のチャンス!

一定得点に達すると、渋谷の街のどこかにあるゴール地点の位置が示されます。

ゴール地点にある「ゴールマーカー」をスキャンするとゲームクリアです

難しいことは何もなく、要するに「渋谷の街に AR マーカー(QR コードのようなもの)がたくさん隠してあるので、それを見つけてね!」っていうゲームです。

実際に遊んでみた

iPhone アプリがレーダーになっていて、

こんな感じで、いまいる場所から何メートル先、どっち方向にマーカーが落ちているかが表示されます。数個の静止している AR マーカーと、ピンクのパーカーを来た男性(上の写真の人型マーク)が持っている AR マーカーを探し当てればコンプリってことです。

iPhone アプリにヒントも出るので、レーダーの情報と合わせてマーカーとを見つけに行きます。たとえば開店前のお店の入り口にある樽の中とか。

あと AR っつーことで東のエデンポスターとか。

渋谷の街に怪しく iPhone をかざす大人たちが続出し、マーカー位置に毎回同じタイミングで出会う人が出たり、たまたまあった人と「ピンクのパーカーの人いましたか?」と情報交換したりと妙な連帯感がうまれていました。

そして開始から 2 時間でコンプリート!全体で 6 番目くらいにゴールしたみたい。帰りにお菓子つかみ取りで終了〜。

感想

晴れていたこともありとっても楽しかったです。難易度がたかかったのはピンクのパーカーの人を追いかけるところですかね。異様に逃げ足(?)が早くて超ダッシュしながら TwitCasting してたら仲間とはぐれたり。

ただ iPhoneGPS レーダーがそこまで精度を出せないのが若干くるしいところ。突然マーカーが消えたり、メートル表記が突然かわったり、方向が安定しなかったり。まぁそのおかげで微妙に難易度があがったっていう面もあるかもしれません。

あとは電池問題ですね。フル充電しても 2 時間もたなかった…。急いで eneloop 買いに走った人多かったんじゃないでしょうか。端末側の問題がデカイけれど、充電ポイント用意するなどの対策があるとより嬉しいですね。

脱出ゲームみたいに知らない人と協力するみたいな要素があるとより楽しいかも〜

Twitter のフォロワー数分だけの割引がある「すし処 さいしょ」にいってきた

※注:このフォロワー割引はキャンペーンで、常時の設定じゃないですよ!

つまりフォロワー数 1 人=1 円割引!私のスペック

4000 円ちょっと割引…!いいんですか大将! (@SushiSaisho) でも自重せずに行って来た。ちなみに一緒に行ったメンツは

でした。中でも @yteppei はおすすめユーザーなので 11 万フォロワー越え…。完全にタダめしじゃないか!19:30 に集合して店に着いたのは 20 時前くらい。10 分くらい並んだら入れました。

そしてそんな様子を初ダダ漏れしてみました。リンクはこちら すし処 さいしょ:ダダ漏れ

  • お寿司とてもおいしいです
  • 大将とてもいいひとです
  • そして白子むちゃくちゃおいしかったです 五特という高級な種類だったみたいで、今まで食べた白子の中で一番おいしかった!


そして TwitCasting 最高すぎる!ダダ漏れアプリはこれでもう決定なんじゃないかな。品質・使いやすさはもちろんだけど、コメントがついたときの画面がちゃんと残ってるのもすばらしすぎる。

各種新聞社の取材もかなり来てたので、成功事例として広まって行くと類似のキャンペーンは増えそうですね。今この時期だから、一番効果が高いのは間違いないだろうけど、ただ今回の すし処 さいしょ さんのような実店舗を持ってるスモールビジネスの場合はかなり向いてるプロモーションなんだろうな。

ケーキ(とカステラ)を均等に分けられる役立つ iPhone アプリ「CakeCutter」

今日アップルケーキを食べようと思って買って来たわけですよ、アップルケーキ。
そしたら id:theodoorjp が「こんなこともあろうかと!」と新しいアプリを見せてくれました。

CakeCutter (AppStore へ)

ケーキの上にこのアプリをかざすとあら不思議、人数に応じてどこを切ればいいかのガイドラインが表示されます。AR を使って、ナナメにしてもちゃんと使えるみたい。
さらに画期的なことに「カステラモード」もついていて、カステラも等分に従って切る場所を教えてくれます。

とても実用的ですネ。詳細は以下動画〜

ダウンロードはこちらから。115 円みたい。 CakeCutter (AppStore)


ちなみに最近 id:theodoorjp はさらにマニアックなシンセサイザーアプリも出したみたいです。synthprobe GravSynth の上位版みたいな位置付けで、かなり本格的みたいですヨ!

最も遅い忘年会議 最終章の参加レポート&サプライズの件

先週末に参加してきた「忘年会議」のやっとこさレポートです。忘年会議っていうのは百式の田口さんと情報考学の橋本大也さんが 7 年前から開催している忘年会+会議のイベント。ブログ界隈の人たちのかなりの割合が参加するという、いわば年末のお祭り行事だったわけですが、今年でどうやら最後となってしまいました。

私は去年からの参加で歴は浅いのだけど、2008 年は本当にめまぐるしく自分の考えや環境が変わった年であり、その締めくくりが忘年会議だったので、思い入れがあるイベントなのです。このときちょうど今の会社からユーザーインサイトという新しい製品が出た時期で、その紹介をいきなり田口さんにマイクを渡され説明したというのもいい思い出…。

そんなことをしみじみ考えていたら @memokami から「なんかお祝いしようよ!」というお誘いが。いいじゃなーい、と二つ返事で OK して、ついでに @kai4den と @woopsdez を巻き込んでサプライズ班を結成しました。

花とか送る?
↓
それだけだとさみしいかな。みんなでメッセージ送るってのは?
↓
シールとか作ってサプライズっていうのもいいな
↓
じゃあ全部やろうぜ!

実際まぁこのときすでに 12 月上旬なわけでして。そしてそもそも「みんなでメッセージを送る」といっても参加者リストが手元にない。というわけで片っ端から知り合いにあたったり、@yak さんが作った bk2009 という Twitter の list でひたすら田口さんや大也さんにばれないように勧誘したりしました。

当日にも受付付近で「まだの方はコチラにメールを」と書いた紙をしつこく渡したら、なんと総計 111 人の方から頂戴しました!

実はその日受付で @memokami や @kai4den と会うまで参加者 100 人だと思い込んでいて、当日前に 70 人以上からメッセージをもらっていたので余裕じゃん、とタカをくくっていたわけだけど、ほんとは 160 人もいたんですね…。結局、勝間さんも広瀬さんの生トークの時間もずっとメッセージ Flash を編集していました(ちゃんと聞いてましたけどね!面白かったー)。

一番困ったのは、その 111 人のメッセージを歌の尺と合わせたかったので 150 秒以内に収めなくてはならないわけでして。苦肉の作として、2 人ずつメッセージを再生していたのを、後半の人は半分だけ時間で再生するようにしました。そのために 2 人分のメッセージが 1 秒たらずずつとなってしまい、ほとんど読めない状態で本当に申し訳ありませんでした。別途、田口さんと大也さんにはいただいたメッセージ原文と、完成版の Flash をお送りしましたのでご安心ください!

それにしても田口さんの大好きなエヴァンゲリオンネタでまとめたつもりだったのだけど、会場にいらした方の何割に通じたのか若干不安だわー…。

忘年会議が終了したのは寂しいけれど、ネット業界全体がまた違うステージに入ってる証拠でもあるとは思うので、また新しい形で何かしら開催したり開催されたりするんじゃないかなと思っています。新年会議っていう噂もあるしな!


最後に田口さん、大也さん、本当にありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします!